アルバム「Goddesses(女神)」

01.太陽の女神 - アマテラス

朝露きらめく 若葉の色

あなたが昇る 空を見上げて

今日も始まる 一日を想う


光を失い 彷徨う夜も

仲間の声が 心を照らし

再び開ける 明日を信じた


高天原の 優しい眼差し

見守る愛に 心満たされて


鏡に映る 揺るぎない瞳

勾玉のように 結ばれた絆

草薙の剣 困難を断ち切り

未来を照らす 三つの光

ああ 天照らす あなたの光


時に隠れて 涙を流し

騒がしい声 閉ざした世界

ふいに聞こえた 楽しげな歌


岩戸の向こう 聞こえる笑い声

誘われるように 心惹かれて

導かれるように 手を伸ばした


高天原の 優しい眼差し

見守る愛に 心満たされて


鏡に映る 揺るぎない瞳

勾玉のように 結ばれた絆

草薙の剣 困難を断ち切り

未来を照らす 三つの光

ああ 天照らす あなたの光


太陽のように あなたはいつも

私を照らす ただ一つの光

受け継ぐ想い 未来へと繋ぐ


鏡に映る 揺るぎない瞳

勾玉のように 結ばれた絆

草薙の剣 困難を断ち切り

未来を照らす 三つの光

ああ 天照らす あなたの光

02.海の女神 - 三女神

古の神話を今に語る 三つの流れ星の伝説

生まれた奇跡の色 それは三色の光彩

荒波鎮める優しさよ 紺碧の海を映す


高天の原の誓いから 生まれた三つの華

それぞれの美しさ秘め 地上に舞い降りた女神


沖の御島に凛と咲く 田心姫の清き瞳

中津宮に舞い降りる 湍津姫の秘めたる情熱

辺津宮に咲き誇る 市杵島姫の華麗な姿

神話の時代から輝き この海を永遠に守る

麗しき三女神


アマテラスと猛き風 産み出すは三つの煌めき

言葉なくとも伝わる力 潮騒に心を重ねて

弁財天の調べを奏で 人々の心魅了する


高天の原の誓いから 生まれた三つの華

それぞれの美しさ秘め 地上に舞い降りた女神


沖の御島に凛と咲く 田心姫の清き瞳

中津宮に舞い降りる 湍津姫の秘めたる情熱

辺津宮に咲き誇る 市杵島姫の華麗な姿

神話の時代から輝き この海を永遠に守る

麗しき三女神


才色兼備の麗しさ 福徳の光降り注ぐ

海を渡る風のように 時に厳しく 時に優しく


沖の御島に凛と咲く 田心姫の清き瞳

中津宮に舞い降りる 湍津姫の秘めたる情熱

辺津宮に咲き誇る 市杵島姫の華麗な姿

神話の時代から輝き この海を永遠に守る

麗しき三女神


その美しさは永遠に 人々の心を照らし続ける

03.水の女神 - ミズハノメ

赤き炎 全てを焼き尽くす

その苦しみから生まれた光

青き水脈 それは生命の源

乾いた大地を 優しく包む


龍の姿とも語られる

深淵に宿る 偉大な力

龍神の息吹 感じさせる

深き淵には 神秘が宿る


対なる力 火と水

調和の中に 生まれる恵み


潤いの調べ 大地に響く

その恵みは 絶えることなく

生きる喜び 教えてくれる

ああ ミズハノメの女神


優しく注ぐ 恵みの水

豊穣の願い 祈りを込めて

田畑を潤し 実りを育む

人々の営み 見守る優しさ


悲しみの淵から 湧き出る清水

争いの跡 そっと洗い流し

再び芽吹く 希望の息吹

過去を洗い 未来を照らす


対なる力 火と水

調和の中に 生まれる恵み


潤いの調べ 大地に響く

その恵みは 絶えることなく

生きる喜び 教えてくれる

ああ ミズハノメの女神


母の痛みを知る女神よ

清らかなる流れよ

洗い清められた魂で

新たな一歩を踏み出そう

04.土の女神 - コノハナノサクヤヒメ

春の風に 舞う桜のように

出逢いは刹那 美しき幻

止められぬ想い ただ君を愛す


一夜の出会い 惹かれ合う心

山の神の 娘と知るも

願うは共に 生きる未来


花は散れども その美しさ

心に深く 刻み込まれる

散りゆく花に 重ねる願い

いつまでも 君を想う心


強きその愛 決して揺るがず

儚い命 されど愛おしい

天上の愛 地上の夢

ああ 木の花の 咲くや姫よ


炎の中で 産声響かす

わが子の命こそ 愛の証

生まれた絆は 何よりも固く


時の流れは 無情に過ぎ

二人の愛の 物語を

富士の山よ 静かに語り継ぐ


花は散れども その美しさ

心に深く 刻み込まれる

散りゆく花に 重ねる願い

いつまでも 君を想う心


強きその愛 決して揺るがず

儚い命 されど愛おしい

天上の愛 地上の夢

ああ 木の花の 咲くや姫よ

05.風の女神 - シナツヒメ

重い雲を 運び去りて

青空広がる 希望の光

大地潤す 雨を呼ぶのも

緑を育む 愛の調べ


遥か昔 海原を渡り

黒き影迫る その時

吹き荒れる 神の御業

国を守りし 強き女神


龍田の風 伊勢の風

古の祈り 今も響く


神風起こし 護り給う

希望の風よ 未来へ吹け

恵みの風を ありがとう

ああ シナツヒメ 風の女神よ


静けさ戻り 青い海原

感謝の祈り 空に響く

忘れじの日の 熱き想いを

風に乗せて 語り継ぐ


立ち止まる人 背中を押すように

新しい明日 へと誘う風

迷い悩む 心を解き放ち

軽やかに進む 力くれる


龍田の風 伊勢の風

古の祈り 今も響く


神風起こし 護り給う

希望の風よ 未来へ吹け

恵みの風を ありがとう

ああ シナツヒメ 風の女神よ


神風の力 思い馳せる

穏やかなるも 荒ぶるもまた

大自然の 偉大な力


神風起こし 護り給う

希望の風よ 未来へ吹け

恵みの風を ありがとう

ああ シナツヒメ 風の女神よ

06.野の女神 - カヤノヒメ

春の芽吹き 夏の繁茂

秋の実り 冬の眠り

古より息づく 大地の恵み


草木を優しく 見守る眼差し

巡る季節の中で 生きる喜び

女神の慈しみ 深く感じる


悠久の時を越え 受け継ぐ想い

未来へと繋ぐ この歌声


草木の生命(いのち) 豊かに与え

大地に根ざし 未来を照らす

大地の力 生命の源

ああ カヤノヒメ 野の女神よ


神々の御代(みよ) 国産みの時

イザナギ イザナミ 二柱寄り添い

生まれた女神は カヤノヒメ


立ち止まり見れば 広がる緑

その中に宿る 静かなる力

草木を育て 実りをもたらす


未来への希望を 繋ぐために

感謝を込めて 捧げる歌声


草木の生命(いのち) 豊かに与え

大地に根ざし 未来を照らす

大地の力 生命の源

ああ カヤノヒメ 野の女神よ


緑の息吹 大地の鼓動

カヤノヒメ あなたと共に

07.木の女神 - ツマツヒメ

大山津見の 愛を受け継ぎ

森羅万象 見守り続ける

春霞かかる 吉野の山

咲き誇る花 その美しさ


春の芽吹き 夏の木陰

四季の彩り 見守る瞳


生命を育み 大地を潤す

花咲き 蝶舞う 麗しの御姿

生命の鼓動 響かせる

ああ ツマツヒメ 木の女神


古より鎮まる 木の女神

木々の命 花の魂

花鳥風月 その全てに

宿る命の 美しさよ


秋の紅葉 冬の静寂

四季の彩り 見守る瞳


生命を育み 大地を潤す

花咲き 蝶舞う 麗しの御姿

生命の鼓動 響かせる

ああ ツマツヒメ 木の女神


縁結びの 神とも言われ

そっと結ぶ 見えぬ赤い糸

結ばれる縁 木々のように

共に支え合い 生きていく


生命を育み 大地を潤す

花咲き 蝶舞う 麗しの御姿

生命の鼓動 響かせる

ああ ツマツヒメ 木の女神


花の香りのように 清らかに

木々のざわめき あなたの歌

08.求婚される女神 - ヤガミヒメ

傷ついた白兎、痛みに伏せる

通り過ぎる影たち、気にも留めない

そんな中で一人、そっと手を差し伸べた


富や力、地位や名声ではない

人の心の奥底にある優しさ

その誠実さこそ 私の求めるもの


その眼差しは深く、真実を映す鏡

嘘にまみれた世界で、一筋の光

内なる声が告げる、選ぶべき道


白兎が導いた、賢き女神の選択

偽りの奥にある光 心の奥の声

内なる声に従い、真実の愛を選んだ

ああ、ヤガミヒメ 


多くの言葉よりも、一つの行動が

雄弁に語る、その高潔な魂

その温かさに、私の心は惹かれた


嫉妬の刃が向けられようとも

外側の魅力ではなく、内なる輝きこそ

私にとっての宝物、永遠の光


その眼差しは深く、真実を映す鏡

嘘にまみれた世界で、一筋の光

内なる声が告げる、選ぶべき道


白兎が導いた、賢き女神の選択

偽りの奥にある光 心の奥の声

内なる声に従い、真実の愛を選んだ

ああ、ヤガミヒメ 


時代を超えて響く、賢き姫の選択

外見に惑わされず、真実の愛を見抜いた瞳

09.芸能の女神 - アメノウズメ

岩戸の陰に 隠れし太陽(おひさま)

嘆きの声が 木霊(こだま)する闇に

何かを為さんと 集う御前(みまえ)

愁いを宿す 神々の瞳


途方に暮れる その時現れし

眠れる力 呼び覚ます

導きの神 出会い結び

ただ一人 舞い降りた女神


魂の鼓動 天に響かせ

感謝の祈り 込めて舞う


麗しき舞 穢れを祓い

優美なる舞 災いを遠ざけ

凍てついた大地 蘇らせる光

アメノウズメ その舞は 未来への賛歌


滑稽な姿 厭わぬ御姿(みすがた)

その熱情は 燎原(りょうげん)の火の如く

嘲りも 恐れも 知らぬ

ただひたすらに 舞い続ける


紅き衣の 女神

その足跡 大地を揺るがし

見る者の魂 揺さぶる力

やがて世界に 朝陽を招く


魂の鼓動 天に響かせ

感謝の祈り 込めて舞う


麗しき舞 穢れを祓い

優美なる舞 災いを遠ざけ

凍てついた大地 蘇らせる光

アメノウズメ その舞は 未来への賛歌


時を超え 語り継がれる

女神の舞 永遠に


麗しき舞 穢れを祓い

優美なる舞 災いを遠ざけ

凍てついた大地 蘇らせる光

アメノウズメ その舞は 未来への賛歌

10.稲田の女神 - クシナダヒメ

生贄の露 涙に濡れる花よ

酔いどれの宴 欺きの杯

大蛇の影 迫り来る恐怖の中


策略を巡らし 敵を欺き

知恵を光らせ 未来を切り開く

研ぎ澄まされた 勇者の剣が舞う


櫛に姿を変え その身を隠し

試練の時 寄り添う魂

結ばれた愛 永遠に輝く


豊かな恵み 大地に与える

秘めたる知恵 聡明な女神

クシナダヒメ 運命さえも 変えてゆく


運命の糸 固く結び合う二人

勝利の光 掴み取るその手

大地に響く 二人の足音


黄金の絨毯 大地に広がる

恵みの雨よ 優しく降り注ぎ

豊穣の女神 微笑む故郷


櫛に姿を変え その身を隠し

試練の時 寄り添う魂

結ばれた愛 永遠に輝く


豊かな恵み 大地に与える

秘めたる知恵 聡明な女神

クシナダヒメ 運命さえも 変えてゆく


寄り添う愛の女神

大地の恵みの女神

知恵と勇気の女神

未来を照らす光

11.夫婦和合の女神 - スセリヒメ

荒ぶる父の眼差し あなたを射抜くように

無理難題ばかりを、次々と突きつける

それでもあなたは立ち向かう

私の心はただ一つ、あなたを信じている


蛇の室の恐ろしさ、身が凍るようだった

けれど私がそっと渡した、赤き比礼を握りしめ

あなたは静かに息を吐き、蛇を鎮めた

ああ、私の愛しい人、どうか無事でいて


幾度も試される 二人の絆

それでも貫きたい この想いを


あなたの情熱は、私の光

共に歩んでいく、未来への道

嫉妬の炎も 時には見せるけれど

それも スセリヒメの 愛の証


蜈蚣と蜂の群れ、唸る音が響く

またも私が差し出した、紫の比礼を頼りに

あなたは臆することなく、その中へ進んだ

私の勇気もまた、あなたから湧き上がる


矢を探すあなたの姿、夕焼けに染まって

突然の炎、全てを焼き尽くすように

けれど、ねずみが教えてくれた、隠れる場所

九死に一生、あなたは生きて還ってきた


幾度も危機を乗り越えてきた

だから信じられる 明日を


あなたの情熱は、私の光

共に歩んでいく、未来への道

嫉妬の炎も 時には見せるけれど

それも スセリヒメの 愛の証


出雲の空の下 永遠に寄り添う

スセリヒメとオオクニヌシ

12.琉球の女神 - アマミキヨ

アマミキヨ降り立つ 久高の浜辺

島々を創り出す その御手は優しく

琉球の礎 いまここに


夫婦神 シネリキヨと共に

築き上げし 人の世

生命の息吹 与えたり


斎場御嶽の 森閑の中

感謝の想い 受け継ぎて

未来へと繋ぐ 島の絆

ああ アマミキヨ 母なる女神


シネリキヨと 寄り添い立ちて

新たな命 授かりき

三人の子 産声響く


夫婦神 シネリキヨと共に

築き上げし 人の世

生命の息吹 与えたり


斎場御嶽の 森閑の中

感謝の想い 受け継ぎて

未来へと繋ぐ 島の絆

ああ アマミキヨ 母なる女神


島は今日も 美しく

星降る夜空 見上げ祈る

アマミキヨの 御加護を


斎場御嶽の 森閑の中

感謝の想い 受け継ぎて

未来へと繋ぐ 島の絆

ああ アマミキヨ 母なる女神

13.アイヌの女神 - ワッカウシカムイ

長き髪なびかせ 微笑む

心惹かれる 水の女神

ワッカウシカムイ 清らかな光


病に倒れ 弱る人々

苦しむ人々に 差し伸べる

あなたの慈愛 深く尊い


清き流れは 生命の源

永遠に讃えん あなたの慈愛

おお ワッカウシカムイ 水の女神


大地に恵み 生命を育む

温かい御手 水の女神

ワッカウシカムイ 感謝を込めて


悩み苦しみ 彷徨う人々

迷う人々に 差し伸べる

あなたの慈愛 深く尊い


清き流れは 生命の源

永遠に讃えん あなたの慈愛

おお ワッカウシカムイ 水の女神


大地を巡る 清らかな水は

生きる喜び 湧き上がらせる

あなたの恵み 生きる喜び


清き流れは 生命の源

永遠に讃えん あなたの慈愛

おお ワッカウシカムイ 水の女神